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2026-10-09 08:00:00

『五感で楽しむ!美味しい珈琲の淹れ方講座』を開催しました。

10月8日13時〜15時、ふくおか総合文化センター(Uホール)にて

「五感で楽しむ!美味しい珈琲の淹れ方講座」を開催しました!

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今回、私が皆さんにお伝えしたかったのは、単に「美味しい珈琲の淹れ方」だけではありません。

私にとって珈琲は、忙しい毎日の中で、ほんの少し自分に戻るための時間です。

お湯を沸かし、豆の香りを感じ、ゆっくりとお湯を注ぐ。

ふわっと立ち上がる香りに意識を向けて、一口ずつ味わう。

この時間って、実はとても「マインドフル」だと思うんです。

過去のことでも、これからの予定でもなく、「今、この瞬間」に意識を向ける。

珈琲を淹れるという何気ない行為が、慌ただしく動いていた心を、今ここへ連れ戻してくれます。

講座でも、まず香りをかぎ、すすって飲み、舌全体で味わい、自分が感じた風味を言葉にしていただきました。

正解を当てるためではありません。「私はどう感じるんだろう?」と、自分の感覚に意識を向けてもらうためです。

珈琲の香りにはなんと、1000種類もの香味成分が含まれているそうです。その風味には果実や花、ナッツ、チョコレート、スパイスのような、さまざまな表情があります。

講座でも、珈琲の香りがリラックス感や気分転換につながることをお話しました。

「いい香りだな」

そう感じた瞬間、少し肩の力が抜けることがあります。

私は、そこに珈琲が持つ“癒し”の魅力があると感じています。

 

 

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もちろん、珈琲一杯ですべての疲れがなくなるわけではありません。

でも、一日の中に「自分をいたわる時間」をつくることは、心と身体を健やかに保つうえで、とても大切なことだと思っています。

そして、それは今よく耳にする「ウェルビーイング」にもつながります。

ウェルビーイングは、単に病気ではないということだけではなく、自分らしく、心地よく、より良く生きていると感じられること。

お気に入りのカップを選ぶ。好きな豆を挽く。香りを楽しむ。誰かと一緒に「美味しいね」と笑う。

そんな小さな喜びを、毎日の暮らしの中に増やしていくことも、ウェルビーイングの一つではないでしょうか。

だから私は、「どの珈琲が正解か」ではなく、「あなたはどの珈琲が好きですか?」とお伝えしました。

自分の好きに気づくこと。
自分の感覚を大切にすること。
そして、ほんの少し立ち止まって、自分自身を整えること。

珈琲は、そのきっかけをつくってくれます。

一杯の珈琲を、ただ喉を潤す飲み物で終わらせるのではなく、五感をひらき、心を癒し、自分自身に戻る特別な時間にしてほしい。

そんな想いを込めて、今回の講座では珈琲の魅力をお伝えしました。

毎日の一杯が、皆さんの心と身体をリフレッシュし、より心豊かな暮らしへとつながっていく。

私は、珈琲にはそんな素敵な力があると思っています。

 

 

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2026-08-09 00:20:00

「支える人」を支える一杯のこと

社会福祉協議会さまへ、コーヒー教室を。──「支える人」を支える一杯のこと

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先日、地元の社会福祉協議会さまより、職員の皆さまとご家族に向けたコーヒー教室のご依頼をいただきました。福利厚生の一環として、休日にリフレッシュできる時間をつくりたい、というご相談です。

大変ありがたいお話であると同時に、私たちにとっても背筋が伸びるご依頼でした。今日はその準備の中で改めて学んだ「社会福祉協議会(社協)」という組織のことと、そこに私たちバリスタの技術がどうお役に立てるのかを、少しだけ丁寧に書いてみたいと思います。

社会福祉協議会は「役所」ではありません

恥ずかしながら、私たちも長いあいだ「市役所の福祉課の一部」のようなものだと思っていました。実際には違います。

社会福祉協議会は、社会福祉法人という民間の非営利団体です。職員の皆さまは地方公務員ではありません。ただ、業務の公益性が非常に高く、行政と密接に連携しているため「準公務員」のように見られることが多い、少し特別な立ち位置の組織です。

構造も、ひとつの巨大な組織があるわけではありません。全国社会福祉協議会、都道府県社協、そして市区町村社協が、それぞれ独立した法人として存在し、連携しているという形です。今回ご依頼をいただいたのも、地域に根ざした市区町村の社協さまでした。

さらに一つの市区町村社協の中でも、高齢者福祉、障害者支援、ボランティアセンター、児童福祉、生活困窮者支援と、専門ごとに部署が細かく分かれています。規模の大きな市になると、本所のほかに支所や地区センターを置き、より地域に密着した活動をされています。

役所の本庁舎内や総合福祉センターに事務所を構えていることが多く、市役所から出向してきた職員の方が一緒に働いていることもある。だから「公務員のように見える」のですね。運営資金の多くも、行政からの委託金や補助金、そして赤い羽根共同募金によって支えられています。

つまり社協さまは、行政の手が届ききらないところに、民間の柔軟さで手を伸ばしている組織なのだと理解しました。

「支える人」も、支えられていい

福祉の現場が、決して楽な仕事ではないことは想像に難くありません。人の暮らしの、いちばんしんどいところに寄り添う仕事です。感情を使う仕事でもあります。

そんな現場を担う職員の皆さまが、ご家族と一緒に休日にコーヒーを淹れて笑い合う時間。それを福利厚生として企画されたご担当者さまの想いに、私たちは深く共感しました。

支える人が、まず自分を大切にできること。それは福祉の質そのものに直結するのだと思います。

バリスタの技術は、こういう場面で役に立ちます

では、私たちが持っているコーヒーの知識や技術が、こうした場でどう生かせるのか。改めて言葉にしてみます。

一、手を動かすと、頭が静かになる

お湯を細く注ぐ。膨らむ粉を見つめる。ハンドドリップは、たった3分ほどの間、目の前のこと以外を考えられなくなる作業です。日々たくさんのことを気にかけている方ほど、この「何も考えなくていい3分」が効きます。

二、香りは、言葉より早く人をゆるめる

挽きたての粉の香りが立ちのぼった瞬間、会場の空気がふっと変わります。これは何度立ち会っても不思議な瞬間です。まだ一口も飲んでいないのに、皆さんの表情がやわらかくなる。

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三、一杯が、会話のきっかけになる

「濃いですね」「私は薄めが好き」──味の話は、誰も傷つけずにできる会話です。部署が違って普段話さない方同士、親子で参加された方同士。コーヒーは人と人との間に置かれることで、人間関係を円滑に進める潤滑油としていちばん働いてくれます。

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四、持ち帰れる、一生ものの技術

道具の選び方、お湯の温度、粉の量、注ぎ方。ご自宅ですぐ再現できる形でお伝えします。教室が終わったあとも、明日の朝のキッチンで続いていく。これが私たちがいちばん大事にしていることです。

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五、コーヒーは「果実」であると知ること

コーヒーは生鮮食品です。それゆえに、質の良し悪しが感覚でしか測れず、理解しづらい。でも、もとをたどれば赤い果実の種子です。そこをひもとくと、「苦くて強いもの」という思い込みがほどけていきます。優しくて綺麗なコーヒーは、飲みやすく、誰にでも喜ばれる。世界各国の豆を飲み比べていただくと、必ず驚きの声が上がります。

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職員研修にも、親子企画にも

今回のような職員互助会・福利厚生の企画のほか、市町村の生涯学習出前講座、自治会・公民館・婦人会・老人会、企業研修、親子イベントなど、さまざまな形でコーヒー教室を承っています。人数、時間、ご予算、目的に合わせて構成を組み立てますので、まずはお気軽にご相談ください。

福祉の現場で毎日を支えている皆さまに、少しでもほどけた時間をお届けできるよう、当日は心を込めて準備してまいります。ご依頼、本当にありがとうございました。

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☕ 19HITOYASUMI COFFEE(19ひとやすみ)&amidacoffee

富山県西部を拠点に約20年。自家焙煎コーヒーと手づくりのお菓子のお店です。

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出前コーヒー教室・福利厚生企画のご相談は各店舗、またはお問い合わせフォームより承ります。

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